2日目の鍋は旨い

走る 停まる また走る いつか止まる

雪が谷大塚駅折返し列車の入換方

 ここでは雪が谷大塚駅折返し列車の到着から発車までがどのように行われているかを述べる.

 

(注)本稿では筆者も確証を持っていない事項を取り扱います.ここでの記述の確実性は他の記事よりも著しく低くなります事をご了承ください.

 

 念のため予備知識として,平日朝間では雪が谷大塚~五反田駅間での本数増のため,五反田方からやってきた列車の一部が雪が谷大塚駅で再び五反田方へ折返す.また,2014年改正までは夕刻にも行っていた.

 

 列車の動きについて見てみる.下り列車は雪が谷大塚駅場内信号機1Rの注意現示に従い①番線に到着,客扱い後入換信号機11Rに従って③番線(3LAT~KHT)または④番線(16T)に移動する.2018年改正以前は③番線上で折返しを行っていたが,改正により折返し中に上り列車を先行させるようになったため④番線に変更した.上り列車として仕立てる際は③番線からは入換信号機13L,④番線からは同じく16L・14Lに従って②番線に据付け,客扱いを行う.

 

 続いて乗務員の動きを見てみる.下り営業列車を運転していた乗務員は客扱い後閉扉,回送設定を行う.便乗乗務員の乗車が確認出来たら入換信号機に従い折返し場所へ運転する.折返し場所到着後は荷物をまとめそのまま上り入換列車に便乗,②番線に到着したら降車する.続いて到着した雪が谷大塚駅止の列車最後尾に便乗し,再び折返し場所へ.今度は行先設定を行い,入換信号機に従い②番線に据付け,客扱い後,上り営業列車を五反田駅まで運転する.

 以上のことから,当日1回目の折返しでは折返しの下り便乗が行路初めとなる交番と,最後の折返しでは折返しの上り便乗が行路終わりとなる交番とが出現することになる.通常行路表では折返し時に後車乗りを行う場合に太罫線が用いられるが,この折返しが行路の端に来る場合も同様に太罫線を用いている.

 

 以上,雪が谷大塚駅における折返し列車入換方の概観であった.