2日目の鍋は旨い

走る 停まる また走る いつか止まる

あるクリエイタへのネットストーカ(?)の話

これを書く私にも,これを読むあなたにも,決して他人事と断ずることはできないだろう.

  所謂「信号鉄」として活動されている樽モト/にぼしでんしゃく氏であるが,いつ頃からだったか,なりすましによりなりすまし被害報告を受けるという不可解な事象に悩まされているのは一部の方はご存知であろう.具体的な手口としては複数のプラットフォームで投稿されたコンテンツに対し,片方の存在を理由にして他方の投稿を著作権侵害として申立てるというものである.この申立ては匿名で行うことができ,また申請者の住所も存在しない地番であるため記事執筆時点で犯人の特定には至っていないようである.この虚偽申請は米連邦法であるDMCA(Digital Millennium Copyright Act)による正当な手続きの下で受理され,処理されている.

 ・・・本件についてTwitter社(含日本法人)の運営体制やDMCAの制度に苦言を呈す人間が多数居るのは承知ではあるが,ここでは異論を書くこととする.なお,本記事は氏への不当な削除申請を援護するものではないことをここに断言する.

 

 そもそも論としてDMCAは欠陥法ではあるが必要悪である.著作権侵害自体は決して軽微とは言われない犯罪であり,それに対して初動として侵害の疑いのあるコンテンツを一旦削除し,問題なければ復活させるというものである.真っ当に運用される限りは,犯罪被害を最小とまでは言わずともそれなりに軽減させることが可能である.しかしながら侵害したと考えられるコンテンツの持ち主が侵害されたと考えられるコンテンツの持ち主へと個人情報を提供する必要があるという一方向性より,従来から個人情報抜取りの目的とみられる虚偽申請が多数存在するのは周知の事実であろう.ただし,あくまでも悪いのは虚偽申請を行った者である

 Twitter社はDMCAの定めにより他者の著作権を侵害したと考えられるコンテンツは即時削除・公開中止が義務付けられる.身内としては事情を知っているが故に樽モト/にぼしでんしゃく氏が本来の被害者であると認識できるが,虚偽申請は文面上通常の被害申請であり,保護されるべきとされるコンテンツもPixiv等の別プラットフォームから引用される以上,Twitterアカウントがなりすましでないという保証は存在しない(投稿時間を見れば分かるが,あくまでも申請が優先される).したがって,①Twitterアカウント,②Pixiv等のイラスト,③虚偽申請文面,の3つのみが揃った時,著作権を侵害していると機械的に判定されるのは樽モト/にぼしでんしゃく氏となってしまう.ただし,あくまでも悪いのは虚偽申請を行った者である

 ここまでは外因的な話だったが,本人の話を勝手にさせてもらう.クリエイタたる者,活動分野が広がったり活動内容が深くなったりすればするほどファンも増えればそれに応じてアンチも増えるものである.これは当然のことである.芸達者であればそれを妬む者が出てくるし,逆に下手なまま動けば馬鹿にされる.氏は最近鉄道趣味が高じて擬人化絵画にも手を広げだしていた.そんな矢先のことであるから,何の輩が何のつもりで嫌がらせをしているのかは分からない.擬人化界隈が悪いという事ではなく,氏の活動範囲が広がることを快く思わない人間が居る,そういうことなのであろう.もちろん,あくまでも悪いのは虚偽申請を行った者である

 

 性善説で設計された法律なので明確な悪意を持って行動されるとどうしようもないのは事実である.この記事を読む人間の中に犯人が居るかもしれないが,その手腕だけは褒めておこう.ただし,あくまでも貴殿は悪人たることゆめゆめお忘れなきよう.

 本人の動向に関しては保護のためここでは一切記述しない.前述の通りどのタイミングで敵意を持つか分からぬため,「彼は何処に行ったのですか」と問われて不用意に教えてしまえばまた虚偽申請の憂き目に遭いかねないためである.同志各位は今一度状況を確認してほしい.具体的なことは隠しておくが連絡を取る手段はまだ残っている.

 

 ・・・思い出話.夏頃,まだ「樽モト」のアカウントが残っていた頃,我が家の顧問弁護士に一案件として相談を投げた.相談には乗ってくれたものの,返事は「大変だろうけどお友達本人から直接依頼がないと動きようがない」と.そりゃそうだ.その話をするまでもなく氏は既に関係機関に相談していたようだが,結末はどうなることやら.

 コミックマーケット97,4日目も目前だが悲しい事に話題は絶えない.せめて当日西地区「」ブロック32bにて委託頒布する彼の勇姿を目に焼き付けてほしい.